誘われた先の出会い系の中で、熱烈なメッセージが到着しました。
ゲイサポ掲示板で知り合った相手ではありません。
それでも、強烈なプッシュを複数の男からされます。
ゲイのフェラに興味があるだとか、ゲイとの関係に興味があるだとか、熱烈に書かれてくるのです。
熱い気持ちがこみ上げてくる状態でした。
ノンケとの出会いがここにはある、そう信じました。
やりとりをして、リアルな世界で関係を作る気持ちになっていきました。

 

 メール交換は半端じゃなく頻繁でした。
相手もかなり、その気になっています。
そのため、個人的なやりとりも簡単になるし、会うのも難しくはないと思いました。
ところが、メールばかりが頻繁に続く状態でした。
なかなか個人的連絡先交換にもなりません。
それでも、ノンケと関係を作れるならと必死でした。
熱いメッセージを何度も往復させました。
その結果、3万円を超えるポイント消費になってしまったのです。
これには、さすがに焦りを感じます。
富裕層じゃないのですから。
不景気な世の中で、簡単にこれだけの金額を消費してしまって、個人的な連絡先交換にもなりません。
直ちに、出会い系の利用を中止することにしました。

 

 自分には、ネットで知り合ったゲイ仲間がいます。
同い年の辻尾とは、気軽に通話を楽しんでいました。
そんな彼に、自分の経験した話を伝えました。
「それ、誘導タイプのサクラで、メールの相手もサクラだ」
ハッキリと言われてしまったのです。
サクラと言われ、自分でも理解できた状態でした。
ポイント消費をさせるために、メールを書いているだけ。
だから個人的連絡先交換にはならなかったのです。
ノンケのちんこの夢が、音を立てて崩れ去っていくのを感じました。

 

 売り専ではない喰われノンケと出会うなんて所詮は夢のようなものかな?
そんな気分にもなっていました。
「それはね、利用した場所が悪いからだよ」
辻尾は言いました。
完全無料で匿名性が高ければ、悪意の方が多くなるそうです。
誘導型のサクラ、ギフト券先払い詐欺、個人情報を抜き取るような悪人までいるそうです。
「ネットで、大人の関係を作るのは、かなり慎重にならなければ駄目だね」
ハッキリと言われてしまいました。
そして、売り専ではない喰われノンケと出会う方法を教わることになりました。